できた!作れた!食べられた! こどもの食への興味を高めて、お家の食卓をもっと素敵な親子空間に にじピクこどもキッチン
2021年4月23日 にじピクこどもキッチン
親子のための食と音楽と笑顔のつどい「にじいろピクニック(にじピク)」さんの食育事業「にじピク こどもキッチン」が池田市内でスタート!初回レッスンにおじゃましてきましたー!
「こどもの健康な成長を願って、お料理の基礎やこどもに合った調理の仕方を伝えたい」との思いで「こどもキッチン」を主催するのは、宣真高校近くの「こけこっこ食堂」オーナーシェフ、よしだあやこさん(あっちゃん先生)。「こどもの食への興味関心が高まると会話が弾み、お家の食卓での今まで以上に素敵な親子空間になります。作れた!食べられた!という自信を育む場になれば」と、教室への思いを語ってくださいました。
場所はこども食堂が行われている“寺子屋mae(まえ)”さん。一軒家を丸ごと改装したレンタルスペースで、広いリビングダイニングにキッチンやテーブルが余裕を持って設置されています。まずは検温と手指のアルコール消毒。エプロンやバンダナで身なりを整えたら、こどもキッチンのスタートです。こどもがたちが自分たちの力で料理することを目的にするこの講座。保護者のかたの見学は基本的にはなく、先生とこどもたち自身の力で集中しながら進められます。
この日のメニューは
・ツナと筍のたきこみごはん
・照り焼きチキン
・豚ミンチとお豆腐の中華スープ、の3品。
「苦手なものはない?」との先生の声かけに、こどもたちは「多分だいじょうぶー」「ツナ缶大好き!」と答えます。「家では食べなかったり苦手なものがあっても、自分が作ることで食べられるようになったり、苦手意識がへることはよくあります」と、あっちゃん先生。食べられないからといってそのままにせず、自分で作ったり環境を変化させたりすることで栄養豊富な野菜や食材にチャレンジして欲しい、食べる楽しさを味わってほしい、との願いがこの教室に込められています。
「お米を炊飯器で炊いたことはあっても、鍋で炊いたことがある子は少ないかなと」とのはからいで、炊飯はお鍋で。ガラス蓋のお鍋で生米を火にかけて、タイマーをセット。「ジリリリ!」というタイマーの報せでお鍋に注目すると、グツグツと煮立ったお米の様子が。「お米ってゆでるんやなー」というこどもたちの新鮮な反応と好奇心いっぱいの瞳に、こちらもワクワクさせられます。
「お塩“ひとつまみ“ってどうやってやるか知ってるかな?」先生から問いかけられると、その日最年長の男の子が「こうかな?」と、親指と人差し指を摘む仕草をしてくれました。実はこの指づかいは、お塩“少々”の動作。“ひとつまみ”は「親指・人差し指に加えて中指も使うのが正解です」と先生が伝えると「へぇー!そうなんやー」と声があがりました。面白かったのが、それを聞いた男の子が、インスタで有名な「塩振りおじさん」のマネをしながら塩をパパパッと振ったこと!これには、他のこどもたちよりも先生(とわたし)が大笑いしました(笑)。
包丁を使うときは「この教室では、包丁を使わない時は、まな板の上に刃を上に向けた状態で置いておきましょう」と先生が説明。これを“包丁の休憩場所“と呼んで、置き場所を守ってクッキング中に予期せぬケガをしないよう、安全への約束もしていました。
コロナ禍のなかで、本来楽しむべき味見を見あわせているクッキング。それでも、はじめての場所や調理器具、レシピ、食材などに興味津々の瞳で、時に疲れたり迷ったりしながらみんなで晩御飯ボリュームの料理を作り上げました。感染拡大状況を鑑みながら、これからも月に数回程度開催されるそうです。お料理に興味がある子、苦手な子、みんなが楽しみ、成長できそうなこのクッキング。気になるかたは、にじいろピクニックのwebサイトやinstagramをチェックして。受講予約はwebサイトからどうぞ♪
公式サイトinstagramメール
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取材ママ
ひまりちゃん
住所 | 大阪府池田市宇保町10-19(「にじピクこどもキッチン」開催場所 寺子屋mae) |
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アクセス | 池田市消防本部から徒歩3分 |
※当ページは、情報を保障するものではありません。詳細は直接各施設にご確認頂きますようお願いいたします。