ファザーリングジャパンの荒木正太さんがコーディネーターとなっている『いけだパパスクール』は、6月15日「子どもの発達とパートナーシップ」、9月7日「産前・産後気になるアレコレ」、12月14日「家事シェアのトリセツ」、2025年3月8日「父親育児を楽しむコツ」の土曜日、朝10時から11時30分に全4回で開催されます。これら午前中のスクールが終わった後、希望者は交流会に参加することができます。

初回の6月15日（土）の第1回目は、アットホームな雰囲気のなか、これからパパになる方や育児中のパパの皆さんが参加しました。子どもと一緒に参加可能でキッズスペースが用意されているので、赤ちゃんや小学校低学年くらいの子どもと一緒に参加されている方もおられました。

今回の講師であり小学生のパパでもある大阪総合保育大学の阿川勇太さんからは、「乳児期 学童期の子どもとの接し方（非認知能力、年齢別父親の関わり方、意欲を育てるには 等）」や「夫婦のパートナーシップ（子育て期の夫婦葛藤、連帯性を育むために、これからの家族のキーワード 等）」などについてお話がありました。幅広い見地と子育ての実体験に基づいた講師のトークを、参加パパ達はうんうんと頷きながら聞き入っていました。各テーブルごとのトークタイムでは、それぞれの自己紹介や「子どもにどんな大人になってほしい？」など、それぞれの育児へ思いや不安、家庭での工夫などをシェア。子どもやパートナーとの関わりについて様々な角度から投げかけられる阿川さんのお話を元に、参加パパ達はそれぞれの意見を出しながら日々の行動を振り返ったり、自分の思いを再確認したりしていました。

パパスクールを主催する池田市人権・文化国際課の担当者にお話を伺いました。
「昨年度、飲み物持参でパパ達がおしゃべりする場『パパカフェ』を開催しました。事業に参加したパパさんたちが、これまで以上にママさんたちとコミュニケーションを取り、協力して育児や家事ができるようになれば、との思いからです。参加者が集まるだろうか？という心配は取り越し苦労に終わり、子どもや家庭に心を配っているパパさん達がたくさん集まってくださりました。ママ達が懸命に育児や家庭を守るのと同じように、パパ達も一生懸命なんだということを参加者の皆さんから感じました。」とのこと。昨年度の盛況を受けて、今年度は『いけだパパスクール』と題して少し時間を長く、希望者は交流会にも参加いただけるようにして、パパ達がコミュニケーションいただける時間を少しでも長くできるようにしました。

ママ達がそうであるように、パパ達も日頃から、子どもとの遊び方や子育てのしんどいこと、パートナーとの関係性などを真剣に悩み考えています。「父親であることを楽しんでもらいたい、育児の悩みが少しでも軽くなってもらえたら」と熱意を持って取り組んでいる主催者やコーディネーター、講師の方がいる『いけだパパスクール』に、ぜひパパの皆さん参加してみませんか。1回のみの参加も可能で、定員（30名）になり次第締め切りですので、お早めにお申込み、お問合せください。

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いけだパパスクール

取材ママ
ひまりちゃん