池田市菅原町、ちょうど市立さくら幼稚園の向かいにある「ちいさな絵本館」。

子どもが0歳の頃からお世話になっています。
図書館ではないのに絵本を借りることができるこの施設はどういう経緯で生まれたのかな？と疑問に思っていました。

このたび取材させていただく機会を得たので、いろいろお話を伺ってまいりました。

迎えてくださったのは、現在代表を務めておられるしぶやさん。
普段は音楽のお仕事をされているそうです。

ちいさな絵本館は、池田市が小学校区にそれぞれ予算提案権を与える地域分権制度を利用し、池田地域コミュニティ推進協議会が地域の声を拾って2010年に開館しました。
現在、約3000冊ほどの蔵書があり、池田市民のみですが1人3冊まで借りることができます。
（利用だけであれば、池田市民に限らずどなたでも大丈夫です）
スペースの関係で絵本中心ですが、幼年童話や大人向けの読み物なども置いています。

主な利用者は乳幼児の親子ですが、マタニティの方や、老若男女、地域の全ての方に利用していただけたら嬉しいとおっしゃられていました。

季節ごとに「絵本館だより」が発行され、おすすめコーナーにてテーマを絞った絵本を教えていただけます。
伺った2月末は寅年にちなんで「とら」コーナーでしたが、3月に入って今は「はる」コーナーになっています。
現在イベントは休止中ですが、落ち着いたら再開されたいとのことで楽しみです。


池田駅に近くて、とても便利な場所にあります。
館の前には季節ごとに様々なお花が咲き、扉を開けるとスタッフさんが温かく迎え入れてくださって、ちょっとした雑談をするだけでも良い気分転換になります。
選書も素晴らしく、どれも手に取って読みたくなります。
子どもは、絵本をみるだけではなく、おもちゃで遊んだり、帰りがけお土産にいただく折り紙を選ぶのも楽しみにしています。
（スタッフさんの手作り折り紙で、習いたいくらいのクオリティです！）
このたびお話を伺って、もっと多くの方に利用したいただけたら嬉しいなぁと感じました。

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取材ママ
れいなさん