「ちょっと行こうかな」くらいの気持ちで気軽に動物園に行けちゃうのがおもしろい池田市立五月山動物園。新型コロナウイルス感染症拡大防止のために休園していましたが再開してしばらくたち、「そろそろ行きたいな」と気分が高まりましたので行ってきました！レポートいたします（^-^）

入退口は正面入口だけになっていて、見学順路は一方通行に。2m間隔で立ち止まらないで観覧します。園内は動物の足跡を2m間隔に配置するなど、素敵なサインで工夫されていました♪こういうの、こどもは大好きですよね。ふれあい広場は有料(1回15分￥100）で完全入替制、人数制限も設けられていました。ポニーのにんじん餌やりは8月下旬から再開とのことで、園内に設けられた消毒液をうまく使わせていただきながら、動物たちとふれあうことができそうです（※最新の公式情報はHPでご確認ください）。

五月山動物園は、1957年（昭和32）に宮城県牡鹿郡金華山から動物を移入し、飼育したのが始まりなんだそう。広さ3,000平方メートルとコンパクトな敷地面積で「日本で2番目に小さな動物園」と呼ばれています。オーストラリアからやってきた珍しいウォンバットやワラビー（つぶらなひとみ）、メンフクロウ（かわいい！！）、ひつじ（いっぱいいました！）、エミュー（くちばし）などががいて、見どころがイッパイです。

やっぱり見たいのは、ずんぐりとした身体とユル～い表情がかわいいウォンバット！生息地のオーストラリア以外での繁殖例がはほとんどないそうですが、五月山動物園では繁殖に成功して元気な姿を見せてくれています。国内にいる6頭のうち、五月山動物園には4頭（メスのユキ、オスのワイン・フク・コウ）がいます。私が行った日は暑すぎたせいか外に出て来ておりませんでしたが、そんな時もウォンバットを見たい欲を満たしてくれるのが「ウォンバットてれび」。屋内・室内にある計5台の24時間カメラが、ネットで常にウォンバットたちの姿を配信してくれています。YouTubeでは「Wombat Live Stream」チャンネルで、5台のカメラを一度に見られるライブ動画を配信されています。本当に可愛いので（特におしりが）...！ぜひ一度みてくださいませ（^-^）

アニバーサリー情報をひとつ。野生のウォンバットは寿命が5年程度といわれるなかで、五月山動物園のワインくんは今31歳！人間で言うと100歳を超えているとされるおじいちゃんウォンバットなんです！世界最高齢ウォンバットが32才なんだそうで、来年にウォンバット会のご長寿世界一になるかもしれないとのこと！記念すべきその瞬間を、みなさんでお祝いしたいものですね。来年はワイン君イヤーになるのでしょうか。とっても楽しみです！

動物園の手前にある「五月山公園総合案内所・売店」にはおみやげ売り場や自動販売機、休憩スペースがありました。が、こどもと一緒に行くと、新発売のディッピンドッツ・アイスクリームを買わされるので、注意です（笑）！オリジナルのプリクラもありました★

最寄りのトイレにはベビーベッドが完備されていたので、赤ちゃん連れのご家族も安心。週末や祝日は車が混み合う場合が多いので、できるだけバスなどの公共交通機関の利用がオススメです。池田駅からだとバスで10分かからないくらいで到着します。団体利用の場合はあらかじめ園にご相談ください。

夏の暑さから抜けて涼しくなり、おさんぽ日和の今日このごろ。動物ともソーシャルディスタンスを保ちながら楽しく動物園をめぐった後、キレイに手あらい・うがいをして、五月山公園でのんびりとお弁当タイムはいかがですか。五月山の涼しい風を満喫する秋をどうぞ。

公式サイトウォンバットてれび

-----

取材ママ
けいこちゃん、ひまりちゃん