関西花の寺霊場第12番 久安寺で色とりどりのあじさいが浮かべられた”あじさいうかべ”を取材してきました
2020年7月2日 久安寺
久安寺は、大阪府池田市にある高野山真言宗の寺院。725年、行基菩薩による開創と言われています。関西花の寺霊場第12番札所の名の通り四季折々の花々に彩られたその場所は、いつ足を運んでも見る者の目を楽しませてくれます。昨年秋に紅葉を見て、その美しさにすっかり久安時ファンになってしまった私。久安寺インスタグラムを見ていると「あじさいうかべ、はじめました」とあり、一眼片手に行ってきました♪
駐車場から入口に向かうと真っ先に目に入ってくるのが、色とりどりのあじさいが浮かべられた具足池です。ここは拝観料なしで見ることができます。「見頃を過ぎて切ってしまうあじさいを水に浮かべることで、新たに命が吹き込まれます。そんな様子を楽しんでもらえたら」とご住職の国司さんからお伺いしました。水面に浮かんでたっぷりと水分を含んだあじさいは、地面から咲いている時とはまた違った美しさをまとっています。風に揺れ、ふわふわと漂っていく様子は何とも可愛らしく幻想的です。池の周囲はカメラを構える方々で賑わっていて、みなさん笑顔で撮影を楽しまれていました。池に浮かぶあじさいは例年7月半ば頃まで見ることができます。久安寺のSNSで混雑状況を確かめてお出かけくださいね。
拝観料をお支払いして、いざ楼門から北へ続く長い通路へ。左右をあじさいに囲まれた、いわば「あじさいの道」。6品種、およそ1000株に及ぶ紫陽花が共演する、色彩豊かな空間をゆったり歩きました。普段は声の大きい我が子もも、心なしか落ち着いているような......。お寺パワーでしょうか。背の高いあじさいも多く、顔の高さに来る花弁に顔を寄せた構図など、綺麗な写真が撮れそうです。なかにはハート型の紫陽花もあるそう!見つけたら、花を痛めないようにそっと愛でたいですね。青々とした紅葉も見事でした。スイレンもぜひ見つけてみてください♪
広大な境内には、あじさい以外にも花の見所がたくさん。春の牡丹やツツジ、秋の紅葉、冬はサザンカやロウバイなど、四季を通じて様々な花や木が楽しめます。境内を散策するもよし、諸堂内にて仏像と対面するもよし。日々の喧騒からはなれて深呼吸したいときにオススメのスポットです。
公式ホームページinstagram
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取材ママ
ひまりちゃん
住所 | 大阪府池田市伏尾町697 |
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アクセス | 阪急池田駅より国道423号(亀岡)線 5km 阪急池田駅より阪急バス15分久安寺下車すぐ |
電話番号 | 0727521857 |
営業時間 | 9時~16時 |
備考 | 拝観料 300円 駐車場 あり (無料) |
※当ページは、情報を保障するものではありません。詳細は直接各施設にご確認頂きますようお願いいたします。