マタニティクラスや4か月児健康診査などで、ママたちに馴染み深い池田市保健福祉総合センター。その中に、地域子育て支援拠点「くるぽん」があります。親子で賑わう楽しそうな様子を伺いに、「くるぽん」主任の尾崎さんを訪ねました！

地域子育て支援拠点は、概ね3歳までの乳幼児と保護者が交流できる場を提供し、子育てに関する相談・援助や情報提供、講習会などを行う場所です。就学前のこどもまでを対象として、親子で気軽に遊ぶ場所づくりをされています。

体温測定と消毒をして室内に入ると、まず目に入るのは、たくさんのチラシがズラリと並ぶ子育て情報コーナー！児童館や子育てサロンなどの遊び場のイベント紹介や、ふくまる子ども券といったお得な市の施策など、あらゆるタイプの子育て情報が網羅されているのでは？！と思うほどのラインナップなので、自分やこどもにあった情報がチェックできそうです。

奥に進むと、大きなお部屋があります。外に面した壁一面が窓になっていて、そこから差し込む光が拠点全体をあたたかく照らしてくれています。周囲には小さな子から4、5歳くらいの子が楽しめる絵本やおもちゃがたくさん。遊び終わったおもちゃは、しっかりと消毒されてから遊び場に並べられるので安心ですね。手先の器用な先生が制作された素敵なエプロンシアターや手作りのおもちゃも見せていただきました。おうちとはまた違った遊びができるのも、地域子育て支援拠点のいいところですね。

それぞれの親子が思い思いに遊んでいると「くるぽんタイムが始まりますよー！」との声が。「くるぽんタイム」は、11時30分〜と15時〜の1日2回あるお楽しみタイムのこと。手遊びやふれあい遊び、体操、絵本の読み聞かせ、ミニシアターなどが行われるそうです。親子のみなさんがぐるりと円になって手遊びをする姿はとてもキュートで、その様子を見ているだけでこちらが笑顔になってしまいました。絵本の読み聞かせも、スタッフさんの「親子を楽しませよう！」と工夫される優しい気持ちが伝わってきて、とても素敵な時間になっていました。

「楽しい場所で遊びながら、ぜひいろんな相談もしてくださいね」と、尾崎さん。長年さまざまな場所で親子に関わってこられた尾崎さんは「寝ない、食べない、言葉がなかなか出ないといった子育ての悩みは、多くの親御さんが抱えています。子育て相談は随時行っているので、おもちゃで遊んで、気軽にしゃべって、ほっこりして。ママが元気になるお手伝いができたら嬉しいです」とおっしゃっていました。

通常のあそび場も魅力的ですが、月に数回開催される講座やイベントにも特色が。同年代の親子と交流する「おしゃべりサロン」や「お誕生日会」、日曜日にパパが集う「さんでーくるぽん」、「作業療法士による発達相談会」、「足育講座」など、趣向を凝らした様々な企画が登場します。

いろいろな親子やスタッフさんとの出会いは、子育ての仲間を増やすことにつながります。ぜひ親子で訪れてみてください！

【ご注意】
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、つどいの広場の利用及び関連するイベント等の参加はすべて事前申込制です。詳しくはHP・お電話などでお問い合わせください。

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取材ママ
まりさん