1. 池田のエエとこ、アカンとこ!?

子育て世代座談会 池田のエエとこ、アカンとこ!?

2017年2月6日    

池田のエエとこ、アカンとこ!?

2学期の終業式の日。幼児から小学生までの子を持つママ8人が集まり、座談会を開催しました。子育て真っ最中だからこそ語れる、実体験をもとにした本音トーク。最近、某番組で「子育てしやすいまち第1位」に選ばれた池田市ですが、実際に住む人の実感は、どうなのでしょう?

緑が多く、落ち着いた町並み。治安も良く成熟したコンパクトシティ、池田。

池田のエエとこ、アカンとこ!?

「緑が多くて、落ち着いた町ですよね」みなさんがまず口を揃えるのが、その環境。
大阪市内へほんの20分ほどなのに、静かな住宅地が広がる池田。駅前には市役所や警察署、銀行などが揃い、コンパクトシティとしての良さを持っています。
最近引っ越してきたAさんは「落ち着いたいい町だと思います。近所の人が、困ったことはない?と声をかけてくれて。温かさが身にしみています」と話してくれました。
生活にゆとりのある高齢の方も多く、成熟した町。元気な団塊の世代が中心となって引っ張り、自治会活動やお祭などの地域行事も盛んです。この地域のつながりも、安心して暮らせる大きな理由だそうです。
「年配の方が、下校時間と犬のお散歩を合わせてくれて。さりげなく見守ってくれています。“いつもどこそこで遊んでる子やなあ”とか言ってもらうと、子どもを見てくれてるんだと嬉しくなります。そんなことが当たり前のように普通にある町なんです」
最近は、隣近所との関係が薄れ、子どもの声がうるさいと苦情を言う人も増えていると聞きますが、皆さんのまわりではそういう経験はほとんどないとのこと。

参加者には3人、4人の子どもがいるママもいます。話をしているうちに、だんだん辛口の意見も出てきました。
「1人のときは歩いて買い物しても不便を感じませんでしたが今は子どもが多いので。できれば車で移動して用事をいっぺんに片付けたい」と話しはじめたBさん。
「池田は駐車場がある買い物場所が少ない。あっても駐車料金が高かったり」
「市域が狭いので仕方ないとは思うんですけど。ちょっとした買い物は車で市外まで足を伸ばしたほうが遥かに楽」
この意見には、みんなが賛成。口々に意見が飛び出します。
「高齢者にとっては本当にいい町だと思うんです。ただ、私たち子育て世代にとっては、お金を使いたいなってお店が少ないです」
「市立図書館本館の子どものコーナーも、もっともっと広いといいですね。子育ての本や絵本を増やしてほしい。子どもが泣いても迷惑がかからないようなコーナーもあると嬉しいですね」
子どもが自立したご夫婦や働きに出る人達にはいい町だけど、子どもを抱えて移動し、日々家事をこなすママから見ると、課題もまだあるようです。 

ママが子育て情報を仕入れるのは、主に口コミ。ママ友のブログやSNSはもちろん、街角の立ち話やママランチも重要な機会です。
「そのママランチができる店がもっとあるといいなあ」「池田駅前も、商業施設が減り、マンションばかり増えて」
休みの日は家族揃って車で出かける。出かけた先では、子ども連れであまり移動しなくてよく、食事も、レクリエーションも、買い物も全部まとめて済ませるスタイルが一般的とのこと。
「池田はある意味、便利だとも言えるんですよ。大きな商業施設のある箕面や伊丹や川西に、自動車や電車ですぐに行ける。その日の目的に合わせて、行きたい方面に簡単に行けるんです」「ただ、それだと池田市にお金が落ちないんですよね・・」
池田市の経済がもっと活性化していけば、子育て環境はもっと良くなるはず。そんな思いから展開し、話題は市内の素敵なお店の話に。
「箕面にあったケーキ屋の〇〇が池田に来たの知っている?」「どこどこ?」スイーツ情報で盛上がります。
「市内に子連れで行けるいいお店があれば絶対行くよね」「駐車場があってゆっくりできるとこね」 
大規模商業施設がなくても、池田にしかない魅力的なお店が増えることで町の活性化につながっていきそうです。

出産と小児科。そして子育ての現実。

池田のエエとこ、アカンとこ!?

話題は、買い物やレジャーから、医療や出産の話へ。池田市には、産科や小児科の病院の選択肢が少ないのが、ママたちの共通の悩み。今はネットでいくらでも評判を調べられる時代。産科なら出産の方法や入院環境、小児科は予約ができること、そして先生との相性や診察の方針など、こだわりどころもそれぞれです。池田市だけでは選べるほど小児科がなく、産科の病院も少ないので、どうしても近隣の市町村を含めて考えることが多いとか。
「市立病院で病児保育もオープンし、頑張ってくれてると思います。でも、使う方からしたら“もっともっと”なんです。子どものことですから」
「仕事を持っていると、かかりつけの小児科医で診察してもらってから市立病院の病児保育室に行くという今のシステムは、時間的にも体力的にもハードルが高い。診察から保育まで連動してくれたら便利ですね」
「最近はネットで予約ができて、順番が来れば連絡が来る病院予約システムを採用する病院が増えています。特に小児科はそのシステムがあれば、病気の子どもを待たせる時間も短縮されるので、どんどん取り入れてほしいです」など、たくさんのご意見をいただきました。

「なんで保育所に通ってたら、ふくまる子ども券がもらえないんでしょう?」とCさん。
「ふくまる子ども券」は、保育所に通っていない子どもがいる家庭を対象とした、一時預かりに使えるクーポン券。池田市の子育て支援施策のひとつです。
「あれって『育児から離れることでリフレッシュしたい』ときに使えるものでしょ。でも、保育所って預けられるのは仕事の間だけ」
「そうそう。買物はお迎えに行った後に行かなくてはいけないし、子どもを預けている間に美容室に行ってもいけない」
「リフレッシュする時間が持てないのは保育所に子どもを預けて働くママも一緒。なのに、なんで私たちはもらえないの」
と大爆発。ふくまる子ども券はとても素晴らしいと思うからこそ、ママ達のリアルな現実をもっとわかってほしい気持ちが強いのです。
4月に緊急対応宣言を発表し、0、1、2歳児の受け入れを増やした待機児童問題についても、保育園に入ることができたと評価をしつつ、「0歳から入学前までずっと在園できる保育園がもっと必要」「兄弟が別の保育園になり、負担が大きい」という意見もありました。
「待機児童をなくすことも大切だし、少しずつ良くなっていると思う。その上で、長期的な展望を見据えて保育園を作ってるんだ、こういう風に良くなっていくんだということをもっと分かりやすく伝えてほしい。そうしたら子育て世代の不安が解消していくと思います」
「いろんな施策をしているけど、それぞれ子どもの人数や年齢の条件があって、それでママさんの間で不公平感が広がることもある。子ども達全体を同じようにサポートする仕組みを増やしていって欲しい」
日本全体の課題でもある、保育。ママさんたちの意見を活かした仕組みづくりをぜひお願いしたいところですね。 

子ども達はまってくれない。

池田のエエとこ、アカンとこ!?

池田市には、独自のいろいろな子育て施策があります。
小中一貫の特認校のほそごう学園。29年4月からは池田市内のどの地域からでも通学できることになり、異年齢交流や英語学習など魅力あるプログラムがたくさん用意されています。企業と連携しての子育て支援施策も進められています。これからの取組みに注目が集まっています。 

厳しい意見も目立った今回の座談会ですが、それも当たり前。ママ達はとっても真剣なんです。子ども達はすぐに大きくなるから。
「行政がどんなに早く改革を進めているといっても、親にとっては早すぎることはないんです」 
施策にママたちの厳しい意見が反映される町は、きっと子どもから高齢者まで皆にとって住みやすい町になるでしょう。

「赤ちゃんからお年寄りまで、誰もがこのまちに住んでよかったと思える池田になればいいね」という声に、皆さん、大きく頷いて座談会を終えました。 

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