1. 【第1回 ママさんライターが行く!突撃レポート】こども食堂「寺子屋・mae」

ママさんライター突撃レポート 【第1回 ママさんライターが行く!突撃レポート】こども食堂「寺子屋・mae」

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2017年9月14日    こども食堂「寺子屋・mae」

【第1回 ママさんライターが行く!突撃レポート】こども食堂「寺子屋・mae」

8月8日、大阪府池田市宇保町にある、こども食堂「寺子屋・mae」さんに行ってきました。閑静な住宅街の中に佇む、木造のお洒落な一軒家です。今年の6月にスタートしたばかり。現在は毎週火曜日の16:30~20:00(学習時間16:30~17:30、食事時間17:30~19:00、自由時間19:00~20:00)にこども食堂を実施。アレルギー除去食にも対応するために事前登録制を取るなど、きめ細やかな配慮のもとで美味しい食事を提供されています。

訪問した日は、地域の方による調理ボランティアさんが5人、学習支援のためのボランティアさんが大阪大学から5人参加されていました。夏休み中ということもあって普段より子どもの数は少ないとのことでしたが、親子連れのお客さんを中心にわいわいと和やかな雰囲気でした。

ご自身所有の借家をリフォームして始められた代表の前田 修(まえだ おさむ)さんに、当時の想いや現在の運営についてなど、お話を伺いました。

きっかけはとあるドキュメンタリー番組

【第1回 ママさんライターが行く!突撃レポート】こども食堂「寺子屋・mae」

もともとは池田市役所で建築に関わるお仕事をされていたという代表の前田さん。当時からまちづくりに興味があり、退職後はお世話になったこの場所でご恩返しがしたいと思われていたそうです。「そんな時にテレビで貧困に関するドキュメンタリーを見て、子どもの6人に1人が相対的貧困と呼ばれる状況にあることを知りました。今の時代に信じられない、この池田市にもそんな子ども達がいるのかとびっくりしました。」共稼ぎでないと充分な所得が得られないという今の日本のあり方に強く疑問を感じられ、子ども達のために何かできることをと、当時借家として貸していたこの家をリフォームしてこども食堂「寺子屋・mae」をスタートされました。

はじめてのことばかりで試行錯誤の連続、だけど

【第1回 ママさんライターが行く!突撃レポート】こども食堂「寺子屋・mae」

「とにかく、協力者や子ども達を集めることが大変でした。」5月のプレオープンに向けて実施した説明会。初回は20名ほど集まったボランティア希望の方々ですが、2回目には半分に減ったそうです。「中にはグループホームで食事を作っている方や福祉のボランティアに携わる仕事をされているセミプロの方もおられ、“経営者“の立場でもない私がそんなボランティアさん達をうまく引っ張っていくことができなくて苦労しました。」子どもたちのためにと動きはじめた前田さん。ご自身の想いを共有しながらも、それぞれに子ども達を考えていらっしゃるボランティアさんの想いを汲み取りながら一緒に作ってきたと言います。準備期間から試行錯誤の連続。それはオープンしてからも変わらないそうで、「当初は子ども達のためにも週に3回はオープンしたいなと考えていたのですが、思っていたよりも各ボランティアさんへの負担が大きくて、現状は週に1回が限界なんです。」準備から後片付けまで5時間ほど。一人ひとりの負担を減らしていきながら、これからも長く続けていくことが現在の課題だそうです。「あとは、提供できる数に限りがある中でターゲットをどう絞っていくのか。」定員20名のところ、現在登録者が30名ほど。ほぼ毎回定員を超えているそうですが、お断りするには忍びないという想いでボランティアさんと一緒になんとか実施しているそうです。「本当に必要としている人達に届けたいとは思っているのですが、支援の仕方や受け入れ方についてもまだまだ試行錯誤中です。」できることなら実施日数を増やしていきたいとおっしゃる前田さん。ボランティアさんも随時募集中とのことですので、ご興味のある方はぜひお問合せください。

また、広報についても勉強中とのことで、「5月23日のプレオープンの時には、建物入口にチラシを貼り、事前に近くの小学校に説明に伺いましたが、スタートから60分経ってもお客さんはゼロ。誰も来なかったんです。」通常は子ども100円、大人300円で実施されているそうですが、プレオープンでは感謝の気持ちと告知を兼ねて無料とされたそうです。「無料なのですぐ満員になるだろうと思っていたのですが、甘かったですね。慌てて親戚がやっている近くの美容室からお客さんにSNSで情報を流してもらいました。そうしたら次々と親子連れが来られてすぐに満席に。現代の若い世代はスマホで情報をつかむのだと痛感しました。」

そんな大変なことがたくさんある中どうして続けていけるのですかとお尋ねしたら、来てくださった方から”ありがとう”と声をかけてもらえると嬉しいと笑顔で答えてくださいました。「小さなお子さん連れのお母さんから、普段は食が細くあまり食べないけどここではよく食べてくれると言ってもらえた時や、同じ保育園に通っている親御さん同士がこの場所がきっかけで交流が始まったと聞いた時は嬉しかったです。」

今後の展開

【第1回 ママさんライターが行く!突撃レポート】こども食堂「寺子屋・mae」

「場所の名前にもあるように、大学生のボランティアさんに手伝ってもらいながら”寺子屋”を始めていきたいなと思っています。」子どもを取り巻く環境をより良くしていきたいという前田さん。小学生を対象に勉強のお手伝いや、一緒にものを作り上げる達成感を感じ取ってもらえるような居場所を目指していきたいそうです。「学生さんの専門分野を活かして昆虫やロボットの話に花が咲き、子ども達が興味を持ってくれると良いですね。10年後20年後を見据えて、ひとづくり・居場所づくり・環境づくりに力を入れていきたいと思っています。」

また、この場所はレンタルスペースとしても貸し出しをされているそうで、地域の方々にも活用してほしいと仰っていました。「高齢者と子ども達との交流の場として、ママ友同士のコミュニケーションの場として、どんどん使ってください。この場所を中心に笑顔の輪が広がっていくことが私たちの夢です。」

この日のメニューは、
・帯広名物の豚丼
・みそ汁
・ごまドレ サラダ(トマト、きゅうり、キャベツ)
・フルーツ (イチジク、梨)

家庭菜園で作られた採れたて野菜も使われていて、あたたかくて美味しい食事に皆さん大満足の様子でした。和気あいあいと調理・準備されているボランティアさんに見守られ、子どもも大人も笑顔溢れるアットホームな空間でした。

「子どもたちと話していると癒される」「普段は接する事がない年齢の子どもと関われる貴重な時間」「これまで地域との繋がりがなかったので、池田市のことが知れて良かった」と、学生ボランティアさんも笑顔で答えてくれました。

こども食堂以外でも、ママ同士の集まりやイベントなどをされたい方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度連絡してみて下さい。16人程度の研修会やセミナーなんかも可能とのことです。「寺子屋・mae」さんのような、子どもの成長を応援する場、子どもたちがイキイキとできる居場所がこれからも増えていくといいなと感じました。代表の前田さん、お忙しい中、お話ありがとうございました。

この記事を書いたライターは...

ママさんライター M.A.

ママさんライター M.A.

市内在住、3児の母です。美味しいもの巡りが好きで、池田市内でも行ってみたいお店がまだまだたくさん!自然と触れ合うのも好きで、休みの日には五月山やキャンプ場にもよく行きます。

こども食堂「寺子屋・mae」

開催日時 毎週火曜日
16:30~20:00(学習時間16:30~17:30、食事時間17:30~19:00、自由時間19:00~20:00)
開催場所 大阪府池田市宇保町10-19
対象 「寺子屋・mae」を中心に半径約500m以内の呉服小学校区と神田小学校区の子ども達
※保護者同伴の場合、距離は関係ありません。
料金 子ども:100円
大人:300円(保護者等)
定員 20名(事前登録制)
問合せ 池田市宇保町10-19
TEL.072-751-2690
info@fm-mae.com
代表 まえだおさむ

※一緒に活動してくださるボランティアさん、募集中です。

場所

大阪府池田市宇保町10-19

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