1. やっと見つけた、家族の絆

子育てストーリー Vol.009やっと見つけた、家族の絆

ママD

プロフィール先輩ママ Yさん

ご主人、長女8才、長男6才、次女2才、次男6ヵ月の6人家族。
ご主人は初婚、奥様は再婚のいわゆるステップファミリー。

子育ての理想と現実

私は学生の頃からこどもが好きで、こどもに関わる団体の活動に参加して、こどもたちと触れ合ってきました。それに、姉が里帰り出産して新生児のお世話が大変なこともわかっていたつもりでしたが、結婚して出産してこどもを持ってはじめて、本当に大変だと実感しました。実家に頼らないで夫婦ふたりで子育てを楽しみたいと思い描いていましたが、理想と現実は違う! 前夫は家事・育児は女がするのが当たり前という考えの人で、頼んでも手伝ってくれず、家のことは私が全部しなくてはなりませんでした。2つ違いで次の子ができて、ますます追い詰められた感じで、あの頃はすごくピリピリしていました。自分に余裕がないと周りの人にもやさしくなれないですものね。結局、3才と1才のこどもを抱えて離婚することになりました。

こどもの笑顔で、ママも元気に

その頃の私は、自分のこどもは家で自分が育てたいと思っていて保育園に預けることに抵抗がありました。でも、離婚後はそんなことも言っていられず、働きに出て、送り迎えの毎日。はじめは保育園で待っているこどもたちがかわいそう、家でできる仕事を探そうと思っていましたが、こどもの方がすぐに慣れてお友達ができて、家ではできないようないろんな遊びを覚えてきて。挨拶もできるようになって社会性も身について毎日楽しそうな姿を見て、保育園に行って良かったと思えるようになってきました。私も気持ちが楽になって、落ち着いてこどもたちと向き合えるようになりました。

家族っていいなあ、と実感

やっと見つけた、家族の絆

その後、私の事情も分かって支えになってくれた今の夫と再婚、ふたりのこどももできました。今はにぎやかな6人家族です。夫は初婚なのでいきなりパパになったけど違和感なくこどもたちと接して、家事も自然にやってくれるのでなんだか不思議な感じです。きょうだいも仲良く、長女と長男は下の子の面倒をみてくれて助かってます。これからこどもたちが成長していくと、いろいろ悩みも出てくるかもしれませんが、家族で協力してやっていきたいと思っています。

大家族にやさしい制度を

池田は子育てしやすい街って言われているけど、実際に4人の子を育てていると、もっとこうしてほしいとか、隣の市の方が良いと思うこともいろいろあります。以前は3人目、4人目のこどもには手厚いお祝い金や自動車レンタルもあったのに、今は一律になってこどもの多い家族には残念です。こどもが増えるとやはり経済的には大変なので、保育所のきょうだい割引を拡大して3人目以降は上の子が卒園しても割引が適用されるとか、3人目以降のお祝い金を増やすなど、経済的な支援があれば嬉しいですね。利用する親の身になって使いやすい制度を考えてほしいです。行政の制度だけじゃなくて、小さいこどもを持つ家族にやさしい社会になってほしいですね。

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