池田の人になりました 池田で見つけた“ちょうどいい暮らし方”
2026年1月31日
― まずはご家族構成を教えてください。
夫と娘の3人暮らしです。
― 池田に移住されたきっかけを教えてください。
私は生まれも育ちも大阪の中心地です。大阪駅まで一駅という場所で育ったので、今思えばずいぶん都会の中で過ごしていたんだなと思います。
子どもの幼稚園入園を前に、「そろそろ賃貸ではなく一軒家で落ち着いて暮らせる家が欲しい」と思うようになり、小学校や中学校まで見据えて、安心して通学できる環境を探しました。
お互いの実家のあいだくらいのエリアで、「災害にある程度強そう」「現実的な価格帯」という条件にして、実際に5つほどの地域を歩いてみたんです。
その中で、駅から近く自転車で子どもを連れて動きやすい、小学校や公園、スーパーなどの生活環境が整った池田に出会ったことが移住のきっかけです。
― 子育てするうえで、池田の良さを感じるのはどんな時ですか?
子連れに温かい眼差しがあるところがいいなと思いました。
以前は赤ちゃんを抱っこしてバスに乗るだけで心ない言葉をかけられることもあったのですが、池田ではそういう思いをしたことがなく、まち全体がやさしい雰囲気なんです。
自然が多いのも嬉しいです。朝、窓を開けると植物や土の湿ったにおいがして、引っ越ししたばかりの頃は「旅行に来たみたい」と感じたことを今でも覚えています。前の住まいはコンクリートジャングルでしたので、その時は感じられなかった感覚です。
― 子育て施設や地域のサポートで印象に残っていることは?
住まいの近くに「きたてしまプラザ」があり、娘が幼稚園に入る前の1年間、「ぴよぴよクラブ」という親子の活動に参加していました。(ぴよぴよクラブは平成31年度をもって終了しています)
引っ越したばかりで知り合いもいなかった私にとって、ここで出会った友人は今も心の支えです。
また、徒歩数分に信頼できる小児科があることも安心が大きかったですね。これも池田移住の決め手の一つでした。
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まち歩きが楽しい池田の商店街
池田駅前や石橋の商店街には、老舗と新しいお店が並びます。
買い物やおしゃべりを楽しみながら、人のぬくもりを感じられる場所です。
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― 商店街の魅力も教えてください。
石橋の商店街は、雑貨屋さんやカフェ、スーパー、ケーキ屋さん、和菓子屋さんなどがバランスよく揃っていてとても便利です。
子どもが小さい頃や、コロナの時期で外出がしにくかった時期も、商店街を歩くとお店の人の笑顔や活気に元気をもらえました。
大型スーパーも好きですが、小さなお店で店主の方とやりとりしながら買い物をする体験は、子どもにとって社会に触れる良い機会になったと思っています。
― お仕事と子育ての両立についてはいかがですか?
ありがたいことに、子どもを連れて行けるボランティアや仕事を継続することができました。
その経験があって、今は自分の会社を立ち上げて仕事をしています。池田の“寛容な空気”がなければキャリアを続けられなかったかもしれません。
今は、まちの中で暮らし、まちの中で仕事をしている、という感覚です。
知り合いが多くなってきたので「変なことはできないな(笑)」という適度な緊張感がいいですね。
娘の習い事で知り合った保護者の方が実は仕事先の上司だったり、スーパーで“ちょっと気を抜いた姿”を見られてしまったり…(笑)。
池田では、まちの中で人がゆるやかにつながっているなぁと感じます。
私の仕事がら、池田のいいところを知る機会に恵まれていますが、池田は「チャレンジしたければできるし、ゆっくり生きようと思えばできる」、そんな「ちょうどいい」バランスなんですよね。
猪名川などの自然に抱かれている、五月山に背中を任せているのがやっぱりこのまちの雰囲気の要なんだろうなぁとか思ったりします。
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まちの未来を描く「kodomotoいけだ」や「いけだエリアプラットフォーム」とは?
実は、池田市での子育てを応援する子育て情報web「kodomotoいけだ」の「子育て応援取材班」として記事を書いています。
これからを生きていく小さな子どもたちがパパ・ママや家族と一緒に楽しめたり、パパ・ママが子育ての悩みを和らげたりできる、そんな取り組みが市内にはたくさんあります。記事を読んだパパ・ママに「行ってみたよ」といってもらえるととても嬉しい気持ちになりますね。
取材を通じて私自身、池田の子育て情報にかなり詳しくなったのではないかなと思います。
また、「いけだエリアプラットフォーム」(池田駅前のエリア価値を高め、歩いて楽しいまちをつくるために設立された官民連携のプロジェクト)では、市民や学生、小学生、地元企業、事業者、市職員、公共施設の指定管理者など、立場を超えてまちづくりに関わる人たちが緩やかに集まり、池田の将来像を描きながら、実現に向けて話し合い、形にしていく取り組みを行っています。
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― 「いけだエリアプラットフォーム」への関わりについても教えてください。
引っ越してくる前は、いけだのまちづくりに携わるようになるなんて夢にも思いませんでした。
池田市内の子育て情報を取材してまわったり、歩いて楽しいまちを目指す社会実験「おさんぽマルシェ」の運営をガッツリしたり……。
気づけばすっかり「池田の人」になってしまいました(笑)。
― 池田への移住を考えているパパ・ママへメッセージをお願いします。
このまちには、落ち着きと躍動感の両方があるなと思います。子どもと五月山に行けば鳥の声や木々のさざめきを聞いてリフレッシュできるし、チャレンジしたいときはオモシロイ誰かや素敵な何かに出会いに行けます。自然の美しさに癒されたり、イベントでリフレッシュしたり、子育て支援拠点の先生方に慰めてもらったりして、なんとか親子で生き延びてこれています。時々キャパオーバーして大泣きするのもアリだと思います(笑)!親子でのびのび成長していける場所なので、ぜひ池田で「いいな!」と思った情報や人を頼りに、大変な子育て期を豊かに味わい尽くしましょう!
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「いけだエリアプラットフォーム」とは?
このプロジェクトは、池田市が実施する「池田市官民連携まちなか再生推進事業(いけだ駅前活性化プロジェクト)」の一環として、特定非営利活動法人トイボックスとIkeda Role and Creation株式会社の共同事業体が専門的な知識と調整力をもつ事業者として受託し、2021年にスタート。
住民参加のミーティングや社会実験を経て「いけだエリアプラットフォーム」を設立し、地域の人々が自由に関わり合える場所(SUBACO)を中心に活動しています。


