入口の大きなドアを開けると、スタッフの方がいるカウンターと、季節のかわいらしい壁飾りが目に入ります。カウンター前のスペースはベビーカーを数台置ける広さがあって、雨の日も室内にベビーカーを持ち込めて安心です。体温測定や名前の記入を済ませたら、靴を靴箱へ入れてつどいの広場（遊べるお部屋）へ進みます。「はじめて来られた親子さんには、入室の流れや室内の説明を丁寧にしていますのでどうぞ安心して来てください」と、スタッフの方からの声掛けもありました。はじめての場所は緊張しがちですが、優しく声掛けをしていただき嬉しい気持ちになりました。

つどいの広場へ行く通路には、乳幼児から楽しく読めそうな絵本の棚がありました。こちらの絵本は貸出も可能だそうです。「もりもりKIDSに来たら、まずこの棚の絵本をじっくり眺めてから、奥にあるつどいの広場へ行く子も多いですよ」と教えてくれました。

もりもりKIDSは大きく、一時預かりのお部屋、つどいの広場のお部屋、そして屋外スペースの3つに分かれています。どのお部屋も、子どもが安心して過ごせるように心配りがされています。

つどいの広場の部屋はおもちゃの棚にぐるりと囲まれていて、子どもの目線で様々なおもちゃに触れやすいように工夫されているように感じました。

赤ちゃんから安心して遊べるいろんな種類のおもちゃ、おままごと遊びができるキッチンやテーブル、ドレッサーやドールハウスのコーナーなどがありました。ドレッサーは本物をミニサイズにしたような本格的なもので、女の子がちいさな椅子に座っておめかしを楽しんでいるかわいい姿がありました♫

ドールハウスは鮮やかなピンク色が素敵！男の子が興味津々で遊んでいるのを、ママが優しく見守っていました。

屋外スペースは靴を履いて利用します。暑い時期には大きなテントが張ってあるので、少々の日差しは気にせず遊べそうです。小さい子が大好きな車の乗り物や三輪車がたくさんあり、気候のいいシーズンは特に人気があるそうです。

もりもりKIDSでは、さまざまなイベントを開催しています。０歳の赤ちゃんとお母さんの仲間作りの場「赤ちゃんタイム」は、0〜6ヶ月までの赤ちゃんと保護者を対象にした日と、7〜11ヶ月までの赤ちゃんと保護者を対象にした日に分かれています。スタッフの方より「子どもの月齢に近い参加者が集うので、はじめてもりもりKIDSに来る方や、月齢の近い方とおしゃべりしたい方にピッタリです」とオススメしてくださいました。土曜日に開催される「もりもりwithパパ」は０歳～３歳のお子さんとご家族の方が対象で、平日ママと一緒にくる子はパパと来たり、その逆もあったりと、子どもが家以外の場所で遊ぶ・成長する姿を見守れる良い機会になっています。子育て相談ができる「ホットタイム」もどうぞお気軽にご利用ください♫

スタッフの方より、「他のお母さんや子どもに声をかけてくださる優しいお母さんが多くいらっしゃいます」、「子育て支援講習会の講師の方や地域ボランティアの方の協力もあり、楽しい催しができています」と、もりもりKIDSは多くの方に支えられたあたたかい環境であることをお話ししてくださいました。地域子育て支援拠点に初めて行かれる方にも心からオススメできる、あたたかい雰囲気があるもりもりKIDSでした。